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2025年度定時総会と講演会開催のご案内

2025年03月06日 15:12:14

※定時総会と講演会開催のご案内※

2025年度定時社員総会・講演会を下記により開催いたします。

総会終了後に、昨年も講演いただきました神戸大学大学院法学研究科教授の簑原俊洋先生に、この度ホワイトハウスに返り咲いたドナルド・トランプ米大統領就任後の日米関係・国際政治・安全保障の展望についてご講演いただきます。本年度は母校において開催します。総会・講演会に是非ご参加いただきますよう、皆様のご来臨をお待ち申し上げます。講演会のみご参加もお待ち申し上げます。
11月16日(日)には同窓会設立100周年記念事業として、式典、記念講演会を神戸ポートピアホテルにて開催予定です。当日の詳細が決まりましたらご案内申し上げます。ご参加をお待ち申し上げます。

 

 日 時:2025年5月23日(金)午後5時~午後8時
  1. 会 場:神戸大学瀧川記念学術交流会館 神戸市灘区六甲台町1-1(神戸大学内)
  2. 次 第
    (1)社員総会 午後5時~午後6時
    ●2024年度事業と決算報告●2025年度事業予定と予算●役員の改選案
    ●新代議員紹介

(2)講演会  午後6時~7時
(3)懇親会  午後7時~8時   会費5,000円


講演会:午後6時~7時

講演:「復活した異次元の大統領――国際政治の展望と日本の針路」
講師:神戸大学大学院法学研究科 教授 簑原俊洋先生

講演内容概要:
米国大統領選挙の結果、同盟軽視のトランプが再選を果たしました。内政重視に転換したアメリカにより、国際政治はどうなるのか。混沌さが増す時代に日本が取るべき針路を含め、今後の国際情勢の展望について検証します。

講師プロフィール

1992年 カリフォルニア大学ディヴィス校卒業
1996年 神戸大学政治学前期課程修了、1998年 同博士 修了
1999年  神戸大学法学部助教授、2000年 大学院法学研究科助教授
2005~07年 オックスフォード大学客員フェロー及びライデン大学客員教授
2007年 神戸大学大学院法学研究科教授
2019年 認定NPO法人インド太平洋問題研究所理事長

簑原の先生の役職経験、ご著書は機関誌No.100の表四頁に掲載しております。

 

ご住所・勤務先・mailアドレスを変更された方は下記出欠フォームから必ずご連絡をお願いします。
講演会にのみ参加される方は下記出欠フォームからお申し込み下さい。
総会・講演会・懇親会にご出席の場合はこちらのフォームからからお願いします。

 

学内講演会(2025年1月15日)のご案内:「ネオジム磁石の発明~そのとき私は初心者だった~」

2022年10月20日 15:16:49

 

世界最強のネオジム磁石を発明されました、佐川眞人博士に2025年1月15日学内にて、ご講演をいただきます。博士は、2012年日本国際賞を受賞され、2022年にはエリザベス女王工学賞、2024年には欧州発明家賞を受賞されました。現在も、真摯に研究に取り組んでおられます。佐川博士に研究・発明・開発の楽しさ、ものづくりへの取り組み、視点、など、学生各位、教員各位、卒業生各位にご講演頂きます。

博士の発明された、ネオジム磁石を用いたモーターは小型軽量で高い効率を得られることから、携帯電話、ハードディスク、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、エレーベータ、工作機械などに広く使用され、省エネルギーに大きく貢献しています。また、地球温暖化対策としての風力発電機の高効率発電機やハイブリッド自動車や電気自動車のモーター/発電機の全てに使用されるなど、省エネルギー、CO²排出量削減への貢献がますます増大しています。

 

〇日 時:2025年1月15日(水) 17:00~18:00

〇場 所:工学研究科内C3-302講義室 ハイブリッド開催
  ※オンライン参加は定員に達しましたので申込を締め切りました。
   お申込頂いた方へはURLをメールにて送付しておりますが、
   万が一届いていない場合は事務局(ktc.off@ktc.or.jp)へ
   ご連絡ください。

〇講 師:大同特殊鋼(株)顧問 神戸大学高等学術研究員特別栄誉教授  佐川眞人博士(E⑭)  

〇演 題:ネオジム磁石の発明~そのとき私は初心者だった~

〇講師プロフィール
 学歴:1968年神戸大学工学研究科(電気工学)修了
    1972年東北大学大学院工学研究科博士課程後期課程修了

 職歴:1972年富士通(株)入社、住友特殊金属(株)、を経て。
                     NDFEB(株)設立、大同特殊鋼(株)顧問  

講演概要

私は大学院修士(神戸大)と博士(東北大)で固体清浄表面上での結晶成長の研究をした。会社に入って磁性材料を開発する研究チームに配属され、入社5年目にSmCo磁石の研究テーマを与えられた。SmCo磁石の研究をしながら、希土類(R)磁石はRFe磁石であるべきだと思い、5年後にNdFeB焼結磁石を発明した。誰も指導者はいなかった。私は初心者であった。NdFeB焼結磁石は1982年に出現してからずっと世界最強磁石である。何で初心者の私がこんなに大きな研究成果を上げることができたのか?初心者であったからチャレンジできたのだと思っている。皆様、大学院でしっかり基礎力をつけ、社会に出たら、人類のニーズを満たす研究テーマにチャレンジしてください。