お知らせアーカイブ

2023総会開催

2023年03月02日 12:04:37

総会開催ご案内

※定時総会と講演会開催のご案内※

2023年度定時社員総会・講演会を下記により開催いたします。

総会終了後、神戸大学数理・データサイエンスセンター長、小澤誠一教授、機関誌No.95に「IT/デジタル専門メディアから見た日本の現況と大学への期待」をご寄稿いただいた(株)インプレス、編集主幹、田口 潤様(S⑦)に「DX(Digital Transformation)についての日本の現況、大学教育、産学連携」を核にご講演をいただき、討論会を開催いたします。今日、DXにより、事業の効率化や新たな価値創出につなげることが必要とされ、大きな社会変革の時を迎えています。専門家のお話を直に伺い、諸問題について考える機会となれば幸いです。総会・講演会に是非ご参加いただきますよう、皆様のご来臨をお待ち申し上げます。

 日 時:2023年5月26日(金)午後5時~午後8時
  1. 会 場:楠公会館:神戸市中央区多聞通り3-1-1
  2. 次 第
    (1)社員総会 午後5時~午後6時
    ●2022年度事業と決算報告●2023年度事業予定と予算●役員の改選

(2)講演会  午後6時~7時
(3)懇親会  午後7時~8時   会費5,000円

 


講演会:

講演1:午後6時~6時15分「神戸大学 数理・データサイエンスセンターにおける、リカレント教育と産学連携」
講師:神戸大学数理・データサイエンスセンター長
工学研究科電気電子工学専攻/未来医工学研究開発センター 教授 小澤誠一氏(In

講演内容概略:数理・データサイエンスセンターはデータサイエンスに基づいた課題解決や価値創造を可能にするデータイノベーションの拠点を目指している。大学と企業・自治体との包括連携や共同研究により社会実装や価値創造を進めている。今回は日頃の取り組みと目指すところをご紹介し、本日の主なテーマであるDXのリテラシー獲得についての議論に繋げたい。

講演2:午後6時15分~6時30分「産学連携とリカレント教育」
講師:(株)インプレス 編集主幹 田口 潤氏(S⑦)

講演内容概略:日本のIT・ディジタル活用の状況やそれらに関わる諸問題のうち、特に人材育成に関する遅れに着目したい。
DXとは「デジタル時代に適応するように、組織の文化や行動特性など全てを大きく変える」こと。この観点で特に経営マネジメント層をはじめとする社会人の再教育(Recurrent Education)が重要で、これにはアカデミアの役割が大きい。教育の充実をベースに社会のリスクへの挑戦の姿勢や、それに伴う産学連携のあり方についても考えて行きたい。

討論会:午後630分~7(質疑応答を含む)
小澤誠一教授・田口 潤氏・、モデレーター:理事長、谷口典彦(S②)
討論会内容:
上記1,2の講演内容を受けて、日本社会へのDXの推進の方向性、それに伴うリカレント教育、産学連携のあり方について、両講師を中心に会場のご意見も伺いながらディスカッションを進めたい

 

ご住所・勤務先・mailアドレスを変更された方は下記総会出欠フォームから必ずご連絡をお願いします。

 

2022年度学内講演会を開催しました(オンデマンド配信中)

2022年10月20日 15:16:49

■2022年度学内講演会を開催しました。
神戸大学、先端バイオ工学研究センター、副センター長、科学技術イノベーション研究科 教授の西田敬二先生にご講演をお願いします。
先生には世界が注目するゲノム編集分野で、高い評価を受けておられる画期的技術、ゲノム編集とその応用、最先端のご研究と事業化について、ご講演を頂きます。対面式、オンライン配信のハイブリッド開催です。

            

〇日 時:2022年11月21日(月)15:10~16:40
〇場 所:神戸大学
①工学研究科内LR501講義室
②ZOOMによるライブ配信:ハイブリッドで開催します。
学内の方は講義室で聴講下さい。
〇講 師:神戸大学 先端バイオ工学研究センター、副センター長
科学技術イノベーション研究科 教授 西田敬二先生
〇演 題:『切らないゲノム編集技術の開発と応用』
〇ご経歴は機関誌NO.95裏表紙に掲載しております。

オンデマンド配信を公開します。(2023年3月末迄)

講演概要

生命科学に革命をもたらす技術となったゲノム編集は、生きた細胞の中で狙ったDNA配列を高効率に改変する分子技術である。当初のゲノム編集技術(CRISPRなど)はDNA二重鎖切断を誘導するため改変結果が不安定で細胞毒性が高かったが、私達が新たに開発した塩基編集(Base editing)は切らないゲノム編集とも呼ばれ、DNAを書き換えるように直接的に点変異を導入してDNA切断に関わる不確実性や毒性を回避できる。遺伝子治療から植物育種など幅広い応用分野での適用が急速に進み、また改良技術開発競争も加速している。本講演では当技術開発の過程や動作原理を解説し様々な応用展開などについても紹介したい。